サブルーチンと共通変数


ver5.0より、「サブルーチン・共通変数」が追加されました。
下記のように、アクションリストの最後に存在しています。

 

サブルーチンとは

サブルーチンとは「繰り返し利用されるルーチン作業を、モジュールとしてまとめたもの」です。各アクションの中で、何度も同じような作業を行う場合、サブルーチンとしてまとめることで、アクションのソースを見やすく、変更しやすくすることができます。

サブルーチンの記述方法

サブルーチンは、必ず「Sub_」を頭に付けたネーミングにしてください。

例えば、次のように記述します。

'指定されたファイルから、全ての添付ファイルを指定フォルダに取出す
' sts = 1なら、取出しと同時に削除
Sub_GetAttachFile(sXdw, sDir, sts)’パラメータは、このように記述します
  Dim cnt,i,sFile
  
  Sub_DirDelete(sDir) 'サブルーチン内で、サブルーチンを呼び出すこともできます
  cnt = XdwProperty(0, 4, sXdw) '添付ファイルの数
  
   sDir = sDir & "\" '最後に\がついていない場合を避ける
  
  sts = iif(sts = 1, 4, 1)'取出 or 取出しと同時に削除
  
  For i = 1 to cnt
    sFile = sDir & XdwProperty(i, 7, sXdw) 'ファイル名の取得
    XdwAttachFile(sts, sFile, sXdw, i) '添付ファイルを取出(&削除)
  Next i
End Sub

 

共通変数とは

共通変数とは、各アクションで共通に使用できる変数のことです。例えば、Aアクションが終わった後、内部のDim変数の値を次のBアクションで利用することはできませんが、Aアクションで値を代入された共通変数は終了後も保持されるため、Bアクションでも使用できます。

共通変数の記述方法

共通変数は、下記のように「Public」でこの中に記述します。

Public gs,gcnt

共通変数であることが、名前で分かるように、「g」を頭につけることをお薦めします。